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職業体験授業

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富里南小学校 職業体験授業レポート
「ちいき新聞 富里南小学校版」ができるまで

地域新聞社は、富里市立富里南小学校の6年生が行う職業体験授業のパートナーとして、富里市内12の事業所を紹介する「ちいき新聞 富里南小学校版」の紙面作りをサポートしました。

オンライン職業体験×地域貢献

富里南小学校は2020年度からオンライン職業体験を開始しています。
2022年度は「児童が地元や地域貢献に興味を持てる取り組みを」と地域新聞社にお声がけいただきました。
22年10月から23年1月にかけて、対面とオンラインで授業を3回実施し、6年生を「新人記者」として養成、3月に新聞が完成しました。


弊社社員(編集・制作本部)より会社説明


弊社社員(編集部)より記者の仕事内容の解説


22年10月に行われた1回目の授業では、地域新聞社の社員が同校を訪れ、会社紹介や「ちいき新聞」の特徴を説明し、記者をはじめ編集やデザイナーなど新聞に関わる仕事の内容を紹介しました。


児童は2クラス各6班に分かれ、1事業所ずつ担当して取材のための下調べを行いました。


11月に行われた2回目の授業は、実際に弊社で活動する記者がオンラインで担当しました。
児童が考えた質問内容をチェックし、「スムーズな取材のコツは会話を心がけること」など取材のポイントを伝えました。


12事業所への取材は全てオンラインで行われました


児童が授業をもとに事業所を取材し、原稿を執筆した後に、3回目の授業がありました。
2回目の授業と同じ記者がオンラインで担当し、「写真に添えるキャプションに工夫を」など添削を行いました。


弊社記者によるオンライン指導の様子


出来上がった原稿は取材した各事業所に確認をしていただいた後、弊社編集部へ入稿。
編集と校正過程を経て印刷され、3月7日に児童の元へ届けられました。

人に伝える文章の難しさを体験できた

完成した「ちいき新聞 富里南小学校 6年1組版」と「6年2組版」


完成した記事を手にして児童は「こうして手にできたことが、すごくうれしい」「取材はとても緊張した」「限られた文字数で何を伝えるべきか、取捨選択が難しかった」と、さまざまな感想を述べていました。

中松睦浩校長は「児童にとって読者がいる文章を書くのはなかなか経験し得ないこと。成果物が残るため達成感もある。ご協力いただいた事業所の方々にも感謝でいっぱいです」とコメント。

オンライン授業の環境を整えるなどのサポートをした前校長の古谷成司さん(NPO法人企業教育研究会)は「プロの指導を受け、児童が実際に職業の苦労を体験できるのがオンラインの強み。今回もいい体験となった。事業所の方々も皆さん好意的で、富里の人たちの温かさを感じています」と感想を述べました。

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