ずっと気になっていたけれど、「痛そう」「面倒くさい」となかなか足を踏み出せなかった乳がん検診。
私、記者M(25歳・OL)が体験してきました!
今回訪れたのは、乳腺外来のあるクリニック。待合室には、同じように検診を受けに来た女性がたくさん!まずは、受付で渡された問診票に記入します。内容は「最近、乳房で気になる症状はありますか?」「家族や親族で乳がんになった人はいますか?」などなど。
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検診用のガウンを手渡され、個室へ。上半身はすべて脱いで、上からガウンを羽織ります。ワンピースだと全部脱ぐことになるので、ちょっとカッコワルイ…。上下が分かれた服で行くことをオススメします!
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いざ、マンモグラフィー撮影! マンモの撮影は全部で10分間ほどで、挟むのは1回あたり約30秒とのこと。そんなに長時間かかるわけではないんですね。「我慢できないほど痛かったら言ってくださいね! そこで止めますから」と技師さん。
☆ まず、上下から挟む…
技師さんの指示に従って台の上に乳房を置き、透明なプラスチック板でゆっくりと挟んでいきます。撮影のとき顔が入らないように真横を向かなければならず、この姿勢がちょっとキツイかも。でも、私の場合は思ったほど痛くなかったです。
☆ 次に、左右から挟む…
乳がんは脇の筋肉の近くにもできる可能性があるため、今度は乳房を斜め方向から撮影。脇から乳房にかけて機械に押し込み、プラスチック板で挟みます。引っ張られる感じがして、上下の撮影よりちょっと痛いかも…。
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カーテンで仕切った部屋の中で、ベッドにあおむけになって両手を挙げます。おなかの中の赤ちゃんを見るのと同じように、ジェルを塗って超音波で乳房に機械を当てていきます。先生と一緒にモニターで確認できるので、安心!
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診察室ではまずベッドで視触診。乳頭の分泌物や引きつれがないかチェックします。その後、マンモグラフィーとエコーの結果を合わせて診断。乳房の組織についても先生が詳しく説明してくれて、とっても分かりやすい! 異常なしとの診断にホッとしました!!
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20代・30代は超音波、40代以上はマンモグラフィーの検診が有用です。40代でも乳腺の密度が濃い方も多いため、超音波とマンモグラフィーを毎年交互に行うことが理想的です。しこり・くぼみ・乳頭から血液混じりの分泌物がある場合は、速やかに専門医を受診しましょう!